斎場を選ぶ際に「火葬場が併設されているかどうか」は、重要な判断基準のひとつです。式場と火葬場が同一敷地内にある「火葬場併設型」の斎場は、告別式から火葬・収骨まで移動なく完結できます。本記事では火葬場併設斎場のメリットを具体的に解説し、神奈川県内の主要な併設斎場もご紹介します。
📝 目次
火葬場併設斎場とは、告別式を行う式場と、ご遺体を火葬する火葬炉が同一の敷地内に整備されている斎場のことです。「総合斎場」とも呼ばれ、葬儀のすべての工程を一か所で完結できます。
一方、式場のみを備えた斎場(葬儀ホール)では、告別式の後に参列者全員でバスや車に乗り換え、別の火葬場(多くは公営)へ移動する必要があります。この「移動の有無」が、斎場選びにおける大きな分岐点のひとつです。
火葬場併設斎場の最大のメリットは、葬儀の全工程を一か所で完結できることです。具体的には以下のような利点があります。
日本は高齢化が進んでおり、葬儀の参列者にもご高齢の方が多くなっています。特に神奈川県は高齢化率が上昇しており、80代・90代の参列者が複数いるという状況も珍しくありません。
火葬場への移動がある場合、バスへの乗り降り・移動中の体への負担・トイレの問題など、高齢者や車いすを使用する方への配慮が必要になります。火葬場併設斎場であれば、こうした移動に関わる不安を最小限に抑えられます。
また、冬の寒い日や真夏の暑い日など、屋外での移動が体に堪える時期にも、同一敷地内で完結できることは大きな安心感につながります。
葬儀は突然のことで、天候を選べません。大雨・強風・真夏の猛暑・真冬の寒さなど、どんな天候でも葬儀は行われます。
火葬場が別の場所にある場合、式の後に屋外を移動する必要があります。雨の日は傘を持ちながらの移動、猛暑日は炎天下での乗り換えなど、参列者にとって大きな負担になることがあります。
火葬場併設斎場であれば、建物内・敷地内での移動のみで完結するため、天候に左右されにくいという大きなメリットがあります。
神奈川県内の火葬場併設斎場の多くは公営施設です。公営斎場は市区町村が運営するため、施設使用料・火葬料が民営斎場より安く設定されています。
また、移動用のバスや複数台の車を手配する費用が不要になるため、葬儀全体のトータルコストを抑えやすくなります。葬儀社によっては、火葬場への移動費用(マイクロバスなど)が別途発生することがあるため、費用の内訳を事前に確認しておきましょう。
| 比較項目 | 火葬場併設斎場 | 式場のみの斎場 |
|---|---|---|
| 告別式後の移動 | 不要(同一敷地内) | 別の火葬場へ移動が必要 |
| 高齢者への配慮 | 移動負担なし | バス・車への乗り換えあり |
| 天候の影響 | 受けにくい | 雨・暑さ・寒さの影響を受ける |
| 費用 | 公営なら安め | 斎場使用料+火葬場使用料が別途 |
| スケジュール | 管理しやすい | 移動時間を加味した計画が必要 |
神奈川県内の主な公営の火葬場併設斎場を紹介します。
火葬場が併設されていない斎場での葬儀はできますか?
はい、できます。式場のみの斎場で告別式を行い、その後に別の火葬場へ移動して火葬するスタイルが一般的です。民営の葬儀ホールなどで多く見られる形式です。
火葬場併設斎場の予約はどうすればいいですか?
葬儀社を通じて予約します。公営の火葬場併設斎場は人気が高いため、特に土日・友引明けは早めに動くことが重要です。
火葬場の待ち時間はどのくらいですか?
火葬には1〜2時間程度かかります。斎場内に待合室が整備されているため、その間はご遺族が休憩できます。待合室の利用状況は事前に葬儀社に確認しておきましょう。
火葬場が併設されていても、宗教的な制約はありますか?
公営の火葬場併設斎場は特定の宗教に限定していません。仏式・神式・キリスト教式・無宗教式など幅広い形式の葬儀に対応できます。
火葬場併設斎場と式場のみの斎場、どちらが費用が安いですか?
公営の火葬場併設斎場は、施設使用料・火葬料ともに安く設定されているため、トータルの費用を抑えやすい傾向があります。ただし、葬儀社のプランによっても変わるため、見積もりで比較することをお勧めします。
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